小田原箱根地域を中心に飲食店を複数経営する株式会社JSフードシステム(本社:神奈川県小田原市、代表取締役:田川順也)は、全国でも珍しく歴史的価値の高い、国登録有形文化財の黒田長成侯爵の旧別邸(清閑亭)を利活用した日本料理店、「小田原別邸料理 清閑亭(おだわらべっていりょうり せいかんてい)」を、来る2024年3月25日(月)にオープン。豊かな自然と歴史文化が息づく、小田原ならではのおもてなし料理を提供してまいります。


 

 

歴史的にとても貴重な建物「清閑亭」とは

小田原城に隣接する「清閑亭」(神奈川県小田原市南町1丁目5−73)は明治39年(1906年)頃に造営された数寄屋風書院造りの建物。明治から昭和初期にかけて活躍した政治家・黒田長成侯爵の旧別邸です。

黒田侯爵は、豊臣秀吉にもっとも頼りにされ、天才軍師と呼ばれた戦国武将「黒田官兵衛」の流れを汲む黒田家の十三代目当主。

清閑亭の立地する場所は、旧小田原城「三の丸外郭土塁」の南向き傾斜地に位置しており、400年前の史跡の上に118年前の国登録有形文化財の建造物が建つ歴史的に価値の高い建物となっております。

晴れた日には母屋から真鶴半島や大島が浮かぶ相模湾や、箱根山を一望できます。

黒田侯爵も愛したであろうこの景色は清閑亭の一つの特徴といえるでしょう。

相模湾を望む景色

 

小田原別邸料理とは

歴史と文化の趣きを感じる「清閑亭」にてメインで提供するのは「小田原別邸料理」。

小田原別邸料理とは、日本の暦を表す二十四節気・七十二候を基本に、小田原の地場の素材を中心とした旬の魚や肉、野菜、果物、そして季節の花などをしつらえた和洋折衷コース。

小田原の伝統工芸品などで空間を演出し、歴史ある小田原ならではの演出をした、おもてなし料理を提供してまいります。

小田原別邸料理を監修するのは、ミシュラン1つ星を獲得した日本料理の名店、札幌『みえ田』の店主 三枝展正氏。

コースの他にも、ランチ限定にて御膳料理「珠御膳(たまごぜん)」など、手軽で彩り豊かなメニューも提供します。

小田原別邸料理 珠御膳(たまごぜん)

 

その他にも本場博多の味の水炊きコースや、すっぽんづくしのコースなども提供。

鶏の水炊き

まる鍋(すっぽん鍋)

まる鍋(すっぽん鍋)

 

また、隣接する蔵を利用した「蔵カフェ」では、懐かしさの中にも彩りある喫茶メニューの他に、「市松寄せ鮨」や「北条五代いなり」など、小田原の地域性を活かした独創的で魅力的なメニューも提供。

お土産としての販売もしてまいります。

蔵カフェは観光で来られた方なども、ふらっと立ち寄れるスペースとなっております。

蔵カフェ

蔵カフェ

市松寄せ鮨

 

送迎用に御駕籠(おかご)をイメージしたエコカートを導入

清閑亭周辺は高台に位置する事から、環境にも配慮した電気自動車の送迎者を導入。

デザインは城下町小田原の風情を感じさせる武士や貴族の乗り物「御駕籠(おかご)」をイメージした造りとなっており、環境にやさしく、足腰の弱い方でも清閑亭をご利用いただけるようにと、SDGsに通じる願いも込めております。

御駕籠カート

 

小田原の歴史と文化の発信拠点へ

小田原別邸料理 清閑亭では、随時ワークショップやイベントの開催、小田原のまち歩きの拠点など、観光客の方々や地域の皆さまの集う場所として活用していきたいと考えております。

小田原の食や文化を通じて、観光の回遊拠点の場として、地域の活性化にも繋がる役割を果たし、小田原市民が誇れる迎賓館となるよう邁進していく所存です。

 

 

■「小田原別邸料理 清閑亭」概要

店名 : 小田原別邸料理 清閑亭

所在地  : 〒250-0013 神奈川県小田原市南町1丁目5−73

オープン : 2024年3月25日

営業時間 :昼 11時~15時(L.O.14時) / 夜 17時~21時(L.O.20時)

休業日  :無し

主な食事メニュー: 小田原別邸料理・すっぽん料理・水炊き・喫茶メニュー

URL :https://www.seikantei.jp

 

■会社概要

商号 : 株式会社JSフードシステム

代表者  : 代表取締役 田川 順也

所在地  : 〒250-0031 神奈川県小田原市入生田165

設立 : 2007年12月

事業内容 : 飲食事業、及び海産物の製造販売

資本金  : 1,800万円

URL :https://js-fs.net/